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02
2026
Aug. 30, 2025
【COLUMN】6周年を迎えたウェブマガジンKAMADOは、「KAMADO / KAMADO BOOKへ」
NAOMI KAKIUCHI
KAMADO Founder & CEO/KAMADO EDITOR CHIEF
photo by Mika Hashimoto(KAMADO OPENING Party)
──「6周年」ということは2019年。「2019年」が随分前に感じるのは私だけではないと思う。
全世界でコロナ禍を経験したことは違う世界線に一度入っていたような感覚があり、2020年以前がとても遠く昔に感じる…。
そんな中、コロナ禍の2020年6月にKAMADOを法人化し、なんだかんだで今日を迎えることができ、せっかくなので6年前と同じように編集長してコラムを書かせて頂こうと思います。読んでいただけると嬉しいです。
「百花繚乱」の言葉は松下幸之助さんの著書から。深く共感したところから経営者になろうと決めた
私にはずっとブレない軸があり、それは「アイデンティティ」「価値観」のワードです。『この2つを事業に組み込みたい、それにはきっとアートが関係しそうだ!』と足を踏み入れたことが今、KAMADOを運営しているところまでつながっています。
少し遡って経緯をお伝えします。
私は20代の頃、松下幸之助さん著書の言葉に影響を受けて経営者になることを決めました。その時の自分は本当に何もなくて、ライフスタイル(生活仕様の方)とインターネットが少し人より詳しいくらい。
なので、「10年後に会社を作ろう。一生かけてもいいと思える領域を探そう」と思ったところからスタートしました。そして、2015年に「アート」に決めて、タイミングも合って10年後の2020年に個人事業主から法人成りをし起業しました。
実は2022年夏にスタートアップ企業としての活動をスタートし、起業してちょうど半分の2年半、2025年春までKAMADOはスタートアップ形態で会社を運営していました。
(※スタートアップ企業の定義は現在それぞれですが、KAMADOはエクイティ/株の資金調達手段を選んでました。スタートアップを辞めて、同じ会社でリスタートするという手段をとってるのは少し珍しいことだと思います)
今年の3月、スタートアップ形態を辞めることを決めて会社を縮小化させ「まずは自分1人でも出来ること、必要とされ、届けたいもの」としてKAMADO BOOKの構想を考えて少しづつ作っていたときに「神経美学」という脳科学を知りました。
それは、KAMADOがずっと探していた答えでした。
「アートや表現から感じるこの不思議な気持ちはきっと私が届けたいアイデンティティや価値観につながっている」と感覚だけで探してきた10年間が報われた気がしました。
そして今回、神経美学の第一人者である石津 智大さんにKAMADO Project に参画いただくことになりました。
2019年創刊時に制作してもらったコンセプトブック。原本は世界に一冊のみで、スキャンして印刷したものを70冊ほど発行した
私は「想いやビジョンが強いね」と言われることが多めです。
だけど、私が憧れてる経営者たちは私よりも「想い」というよりか、軸に怖いほどの「執念」を持たれてます。
私はそんな執念に魅力を感じていて、今も憧れてる経営者の方々が何名かいて、少しでも近づきたい…と毎日KAMADOのことを考えてます。
この執念はアーティストやクリエイターの方々にも感じるもので、その人の祈りのよう。なので、私は同じような何かに向き合ってカタチにしている人たちにも共感があり、尊敬しています。
自分・他者・社会と向き合うことは、「自分が自分として生きていく」ことにつながってると思っていて、それを神経美学を通して伝えていくことが目下の目標です。
日本では「アートってどこか遠い存在」に感じられてるけど、それを越えていけるコンテンツを私の大好きなライフスタイル(価値観)を通して読者の皆さんに届けていきます。
KAMADO BOOKのコンセプトムービーを是非、観てみてください。
上記で言ってるようなカタチにすることを貫いてくれたクリエイターの皆さんと制作させてもらいました。
手前味噌ながら、とてもとても素敵なムービーだと思います。
そして是非、KAMADO BOOKの読者になってください(=vol.1を購入してください!)
それでは、ここから「KAMADO / KAMADO BOOK」としてリスタートするKAMADOを改めてよろしくお願いします。
・・・かなりのアジャイル開発なので、順次公開中です!(スタートアップで学んだことが活きてます)
2025年8月30日
株式会社KAMADO 代表取締役 柿内奈緒美
KAMADO BOOK Concept Movie Project Members
Project Director:Naomi KAKIUCHI
Film Director:Toru KATORI
Design:Keiji YANO
Animation:Kairi SATO
Narration:Tomohiro ISHIZU
Mixing & Audio:Masami UCHIDA
Music:Yama Yuki